白髪染めトリートメントの選び方

白髪を染めるなら「若者向けのカラートリートメント」は使うべきじゃない

カラートリートメントには大きく分けて「白髪用・ブリーチした髪用」の2種類があります。

白髪用は「目立つ白髪を家で染めたい、けど痛ませたくないから黒髪はそのままでいい」という方に向いているものです。

一方で、ブリーチした髪用は「金髪になるまで脱色して、赤とかピンクとか色を入れて楽しんじゃうぞー♪」という若い人向け用の商品です。

白髪用は「利尻ヘアカラートリートメント」などがあって、若者用は「annadonnaエブリカラートリートメント」などが有名ですね。

最近、当サイトに「エブリのカラートリートメントって白髪染め用としてはどうでしょうか?50代の私にも使えますか?」といった質問を頂きました。

私の回答としては「エブリの商品は、白髪にメラニン色素の代わりとなる色みを入れるのではなく、発色性の強い鮮やかな色を入れる目的で作られているので、白髪染め用には向いていない」というものです。

おしゃれ目的のカラートリートメントを使うと、最初から色が全くない白髪が「鮮やかで不自然な色」に染まってしまうので、髪全体でみると「黒髪と染めた白髪部分の馴染みがない状態」になってしまいます。

年齢にもよりますが、40代50代の方が使うなら白髪染め用に作られたカラートリートメントを使うべきです。

自然な仕上がりのほうが白髪が目立ちませんし、美容成分もしっかり入っているので「加齢によって衰えて細く弱った髪を補修できる」からです。

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カラートリートメント「白髪用・若者用」の色

アンナドンナ エブリ カラートリートメント

アンナドンナ・カラートリートメントエブリのレッドを使った際の公式サイト解説画像です。

ご覧のとおり「元の髪色」と書かれた色には、白髪よりもブラウン味がある色がのっています。

ヘアカラーやブリーチで髪が明るくなっているものの、まだメラニン色素が残っている状態です。

つまり、白髪用ではなく髪色を鮮やかにしたい若者向けなので、ある程度ブラウンになった髪の毛に塗る場合を想定して作られているわけです。

白髪に塗った場合が説明されていないので、この色見本を鵜呑みにしてメラニン色素のない白髪に染めるとえらいことになります。

もともとのメラニン色素(髪の黒み・ブラウン味)が残っている状態で上記の仕上がりになるため、このカラー剤を白髪に塗ると・・・

ありえないぐらい鮮やかなレッドに染め上がります、ブラウン味が少なく赤みが強い染料を「白色の白髪」に塗るわけですからね。

白髪部分が目立って仕方ない状態になり、「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔するかもしれません。

一方で、白髪用に作られたカラートリートメントであれば、若者向けのように「色みが強く出る」ことはありません。

メラニン色素を持たない真っ白な白髪に「ブラウン味+選んだ色み」の2つの色で染めるからです。

 

利尻ヘアカラートリートメント ブラック ダークブラウン ナチュラルブラウン ライトブラウン

この画像は、左から利尻ヘアカラートリートメントの「黒・焦げ茶・黄茶・赤茶」で10分間染めたものですが、そこまで鮮やかな色は出ていません。

黒髪と馴染むように「メラニンの代わりになるブラウン味」がカラー剤にたくさん入っているため、鮮やかすぎる仕上がりにはならないのです。

また、ブラウン味が入っているほうが「色落ちしにくく綺麗な状態が長持ちする」ので、すぐに色が抜けて染め直す必要もありません。

頭髪が全部真っ白になった方であれば鮮やかな色に「若者向けのカラートリートメント」で染めて、逆におしゃれに仕上げることもできます。(芸能人や占い師みたいな雰囲気にできる)

しかし、まだ黒髪と白髪がまばらに生えている状態では、鮮やかな色に染めると白髪部分が目立っておかしな見た目になってしまいます。

私は白髪染め用のカラートリートメント(利尻)で染めていますが、白髪だった毛が黒髪に馴染んでとても満足しています。

若者向けのカラートリートメントも「使う人によってはすごくいい商品」ですが、白髪染め用に使うのは避けましょう。

白髪染めトリートメント徹底比較
白髪染めトリートメント 徹底比較 ランキング

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美容師が商品を試して感じたことを書いているので、商品選びの参考にしてみて下さい♪

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